確定拠出年金と定期預金はどちらが得?

確定拠出年金と定期預金はどちらが得? 確定拠出年金と定期預金はどちらが得だろうかと考えたことはあるでしょうか。
結論から言えば、確定拠出年金のほうがはるかに得です。
現在の低金利では、銀行にお金を預けておいてもほとんど利息で増えることを期待することはできません。
しかし、確定拠出年金においては、経済がプラスで推移する限りにおいて、大なり小なり利益を上げていくことができます。
そして、その額は定期預金の利息とは比べ物にならないのです。
アベノミクスやトランプ相場で数百万円の含み益を出した人も大勢います。
運用のコツがわかってくると、より一層効果的に利益を上げていくことができます。
投資の知識がほとんどなくても、投資信託の商品を選ぶだけなので問題はありません。
もし、積極的に買ったり売ったりしたければ、ネット上で簡単に取り引きが可能です。
もちろん、何もしないでずっと同じ商品を毎月買い続けるのも良いでしょう。
ただ目標とする利益が出たら、預金などに回してある程度利益を確定していくほうが、もしもの暴落の際に安心です。

確定拠出年金の選択肢になぜ定期預金があるのか?

確定拠出年金の選択肢になぜ定期預金があるのか? 確定拠出年金はたくさんの投資信託商品の中からいくつかを選んで運用していきますが、選択肢の中には定期預金も含まれています。
実は、加入者の多くが株などの資産運用などしたことのないので、リスクがある投資信託商品を選ぶのをためらい、定期預金に資金を回してしまうようです。
しかし、これでは確定拠出年金をやる意味が無くなってしまいます。
では、何のために定期が選択肢の中に含まれているのでしょうか。
確かに、投資が苦手な方のためにあるのは事実ですが、もう少し積極的に活用することも可能です。
たとえば、確定拠出年金で株を運用する場合、常に買いで入ることしかできず、売りで入ることはできません。
そのため上昇相場では良いのですが、下落相場に変わると損失を出してしまいます。
それを避けるために、一時的に預金に退避するのです。
また、毎月の拠出金の全額を投資に回すのは不安だけど、一部は投資に回し残りは預金に回すという使い方もできます。